10月30日、金沢大学博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト（HaKaSe⁺）は、「異分野への扉 2023 ～異分野交流による課題探索会～」を開催し、HaKaSe⁺選抜学生約140名とプロジェクト担当教員が一堂に会しました。

HaKaSe⁺では、深い専門性を礎に広い視野をもって未来を切り拓く博士研究人材の育成・輩出に力を入れています。
本課題探索会では、HaKaSe+選抜学生が研究分野、学年、国籍を超えて社会課題を題材にした５つのトピック「食糧問題」「エネルギー問題」「地球環境問題」「パンデミック」「情報化社会」を軸に23のグループに分かれ、異分野の研究者と協働しました。グループワークにおいて、参加学生はそれぞれの専門的知見を持ち寄り、社会課題を見いだすとともに、異分野融合研究による社会課題解決のアイデアを発想力と創造力を生かして模索しました。

終了後、参加学生からは、「異分野の研究者との議論を通じて、自身の研究に対しても新たな視点を持つことができた」「同じように研究に向き合い頑張っている博士学生が多くいることで、研究に一層励もうとモチベーションが上がった」などの声が寄せられました。

本課題探索会を契機とし、選抜学生が研究の広がりや繋がりに目を向け、選抜学生同士の研究交流が深まることが期待されます。

参加学生およびプロジェクト担当教員の集合写真

社会課題の解決に知恵を絞る学生ら

23のグループに分かれ、グループディスカッションする学生ら