11月16日、金沢大学博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクトは、「次世代三々塾&プロジェクト説明会」を開催しました。当日は，学士，修士，博士の全ての課程から学生約70名が参加しました。

「金沢大学博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト」では、未来のイノベーション創出の芽となる気概溢れる博士研究人材への支援に力を入れており、学生の博士進学を強く後押ししています。

本企画では第１部「次世代三々塾」と第２部「プロジェクト説明会」の２つのセッションを設けました。

第１部の「次世代三々塾」では、ナノ生命科学研究所の安藤敏夫特別功績教授が登壇。研究者としての歩みを振り返りながら、研究の道を志すきっかけとなった自身の気づき、信念を胸に切り拓いてきた研究者としての道、そして研究へと駆り立てる想いを学生に語り掛けました。数十年もの歳月に亘り世界の第一線を走り続ける安藤教授の経験に基づく示唆に富んだ話に、参加学生は目を輝かせながら興味深く聞き入っていました。

第２部の「プロジェクト説明会」では、博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト合同実行委員会委員長である森本章治理事（教育・高大院接続・大学院改革・情報担当）／副学長およびナノ精密医学・理工学卓越大学院プログラムプログラムコーディネーターを務めるナノ生命科学研究所の華山力成教授が、本プロジェクトを通じて博士研究人材を支援する目的や意義及びプロジェクトが提供する支援内容を説明しました。

本プロジェクトでは、未来社会で躍動する博士研究人材の育成・輩出を使命とし、博士研究人材として歩み始める学生を支援していきます。

研究に向き合い続ける姿勢を語り掛ける安藤教授

博士研究人材支援に込める金沢大学の想いを伝える森本理事と華山教授

熱心に耳を傾ける参加学生