「博士学生と企業との交流会」を開催(令和6年10月25日)
10月25日、博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト(HaKaSe+)とキャリア支援室は、「KU博士キャリアセッション2024」の第4弾として「金沢大学博士学生と企業との交流会」を開催しました。
当日は、博士課程・博士後期課程の在学生や博士課程・博士後期課程進学が決定している修士課程・博士前期課程学生ら約50名の学生が参加し、企業側からは、株式会社オキサイド、産業技術総合研究所、株式会社ダイセル、タワーパートナーズセミコンダクター株式会社、津田駒工業株式会社、日本電気株式会社、ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社、株式会社PFU、ファーメランタ株式会社、YKK株式会社、YKK AP株式会社の全11社から研究・開発職や人事担当の方が参加しました。
オープニングセミナーでは、本学の森本章治理事/HaKaSe+合同実行委員会委員長から参加企業及び学生へのあいさつがあり、本学における博士学生のキャリア支援の取り組みと本交流会の趣旨や意義の説明、そして学生への激励がありました。続いて、本プロジェクトのコンサルト企業で、博士人材のキャリア支援事業を展開する株式会社エマージングテクノロジーズの深澤知憲社長から参加学生に対し、偶然の出会いから生まれる縁を大切にして未来の可能性を広げられるように、多くの色々な企業の方と話をしてくださいとのアドバイスがありました。
交流会では、自然科学本館のアカデミックプロムナードにおいて、参加学生から32点のポスター発表があり、企業の担当者に学生が自身の専門分野・研究内容について熱心に説明していました。
自然科学大講義棟大講義室に会場を移しての座談会では、11社の担当者による企業紹介の後、参加学生は4回のセッションの中でさまざまな企業のブースを訪れ、それぞれの企業の特色や研究開発業務の内容、企業が期待する博士人材などについて積極的に質問し、また企業の担当者の説明を熱心に聞き、修了後の博士人材としてのキャリア構築に向けた交流を行いました。